四日市市交通安全協議会

四日市市交通安全協議会

高齢者の皆さまへ

ベテランドライバーの皆さん
「自分はまだまだ大丈夫」と思っていませんか?


・令和6年中の交通死亡事故は、前年と比べて県内ではマイナス20人、四日市市内ではマイナス7人と大きく減少しましたが、交通事故死者に占める65歳以上の高齢者が、県内では54%(46人中25人)であるのに対し、市内では75%(4人中3人)と非常に高い割合を占めております。

 

歩行者の皆さん

“私は歩きだから、車の方が気を付けてくれるだろう”と思っていませんか。車やバイクとぶつかると大きいケガを負うのは歩行者の方です。交通ルールを守って、安全確認は確実に自分で行いましょう。
また、夜間の外出には『反射材』を身につけましょう。

 

自転車の皆さん

自転車は、車の仲間です。原則車道で左側通行が基本ですが、70歳以上の高齢者などは歩道を走行することができます。歩行者に気を付け、すぐ止まれる速度で走行しましょう。
また、転倒すれば頭に致命傷を負うこともあります。ヘルメットをかぶって、万が一の事故に備えましょう。

 

ベテランドライバーの皆さん

“自分はまだ大丈夫”と思っていませんか?高齢者事故の多くは、長年の経験からくる油断や習慣化された運転が原因となりがちです。
しかも、若いころより身体能力や認知・判断能力は確実に低下しています。車やバイクは便利な乗り物ですが、ひとつ間違えば凶器となります。 運転をする際は、安全確認を十分に行い、速度は控えめに慎重な運転を心掛けましょう。
体調が優れない時は、運転を控えるという決断をしてください。
そして、運転に不安を感じたら、サポカーへの乗り換えや運転免許証の自主返納も考えてみてください。

 

三重の交通事故発生状況

 

外出するときは、自分の存在を周りの人たちに知らせるために「反射材」を身に付けましょう


電動車いすの安全利用について

電動車いす(身体障害者用の車いすで道路交通法施行規則で定める基準に該当する原動機を用いるものをいいます。)は、身体障害者はもとより、最近は歩行が困難な高齢者の移動手段としても普及してきており、その普及に伴って電動車いすの交通事故が多数発生していることから、電動車いす利用者や他の交通参加者の安全を確保するために必要となる事項やマナー等をまとめた「電動車いすの安全利用に関するマニュアル」が作成されました。「利用者用」と「指導者用」がありますので、下記のリンクからご参照ください。


https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/e_wheelchair.html



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