本年度の活動の重点

　令和5年中の四日市市内における交通情勢は、前年に比べ人身事故、負傷者数は減少したものの、物損事故が400件以上も増加し、交通事故の発生総数が増加しました。また、交通死者は、11人と前年に比べ3人も増加しました。この11人の中には、幼児や小・中学生も含まれており、高齢者は5人でした。昨年の交通死亡事故は、「歩行中や自転車乗車中」、「夜間」、「道路横断中」に多く発生しました。
　令和6年11月1日には、道路交通法が改正され自転車乗車中の「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」に罰則が科せられ、自転車運転者講習制度の対象になります。2年以内には、一定の道路交通法違反について交通反則通告制度が適用されるなど、道路交通をめぐる交通情勢は更に変化していきます。
　交通事故は、誰の身にも起こり得る身近な問題です。本市協議会としましては、悲惨な交通事故を抑止するため、今後も関係機関・団体との連携をなお一層強化し、「交通事故のないまち四日市」の実現に向け、総合的かつ効果的な交通事故抑止対策を図ることを重点とした活動を推進してまいります。

＊参考…「三重県内の交通事故発生状況」についてはこちらから